ドコモ通信障害はAndroidが悪いのか

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最近、通信障害が多発しているDocomoですが、その原因とみられるAndroidの通信量についてGoogleと協議を始めたようです。

日本経済新聞が報じています。

日本経済新聞によると、Docomoは最近の通信障害の原因の一つとして定期的に発信されている「制御信号」に注目しているようです。
無料通話ソフトウエア(Skypeなど?)やAndroid本体が短い周期で発信するこれらの信号が通信容量を圧迫する原因になっており、これら通信の間隔をより広くすることを求めているようです。また、この件についてアプリ開発者やGoogleと具体的な協議にはいったとのこと。

ただ、この通信量削減という目標は、最近の障害に対応するという意味では的外れではないかという指摘もあります。
最近のDocomoによる大規模障害の原因を丁寧に見ていくと、実は”既存機器の通信量が破綻してしまった”いうことはほとんど起こっていません。機器の入れ替えなどの”作業に失敗したこと”が原因である場合が多いようなのです。
さらに、年末から年始にかけて発生したメールアドレス入れ替え事件・メール不着事件などはすでに通信量の問題ではなく、Docomo自身によるSPモードの設計ミス以外に原因はあり得ないとの見方が有力です。
これらの事由を見ていくと、Docomoの通信障害は単純に「通信量過多が原因」とは言い切れないかもしれないと感じられます。

また、そもそもスマートフォン中心のラインナップ・マーケティングに転換したのはDocomo自身であるのに、この状況が予想できなかったDocomoの予見性のなさを指摘する声もあります。
日本では携帯電話をメール中心に利用するユーザーが多く、マルチメディアを求めないユーザーにはフューチャーフォンが求められています。それなのに、そのようなユーザーにもスマートフォンを進めたのはDocomo自身であって、 原因を作ったのは結局自分ではないか。それならばネットワークインフラを充分に増強してからマーケティングするべきだった、というわけです。
なるほどこれも一理ある指摘ではないでしょうか。

少し前まで「品質のDocomo」として他社に追従を許さないネットワークインフラを誇っていたDocomoでしたが、最近は少しワキが甘いようです。
また値段が高い分ユーザーは品質に期待しているはずですから、バッシングも強くなる傾向にあるように見えます。

これからもDocomoが選択される為には、何よりも”繋がる”ことが大切です。
そのためにも適切な対応が取れることを期待します。


ところで、Docomoって「3日間で300万パケット」の規制値をオーバーしたときの制御、かなりキッチリ掛けてきますよね。
KDDIやソフトバンクよりも露骨な感じです・・・パケット制御がかかっていないときはビュンビュン速いので、その落差にちょっとびっくりしてしまいます。

あれだけ制御をキッチリ掛けているのは、やはり巨大なユーザー数をかかえていて通信インフラに余裕が少ないからなのでしょうか。

Source : 日本経済新聞