【続報】「ConnectFree」サービス改善へ

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昨日、個人情報を無許可で収集しているという問題が上がっていた公衆無線インターネットサービス「ConnectFree」だが、同社によると収集を中止したようだ。

コネクトフリー社が本日昼頃に公開したプレスリリースで発表で明らかにされている。

この問題についての詳細は、本誌でも昨日取り上げている。
フリー無線LAN「ConnectFree」は個人情報収集機か?

今日発表されたコネクトフリー社のプレスリリースでは、指摘された問題点を全面的に認めている格好になっている。
これによると、コネクトフリーが収集していた情報は以下の5点だったという。

  • MACアドレス
  • FacebookアカウントID・Twitter ID
  • 端末のユーザエージェント情報
  • アクセス期間
  • 閲覧しているURL

これらの情報は、回線が犯罪利用された場合に利用者を突き止めるための”簡易に把握できるセキュリティ強化のための情報”として取得されていたようだ。それ以外の利用はないとしており、またこれらの情報が第三者に開示されたこともないという。

コネクトフリーのプレスリリース

コネクトフリーのプレスリリース

そのほか、ユニークユーザ数を把握するためGoogle Analyticsを使用していたことや、Amazonアフィリエイトの”乗っ取り”についてもその事実を認めている。後者はある一店舗での実験的実施であったようだが、買い物情報などの取得はしていない。
(追記:ただし、この「一店舗での」という部分には12月6日21時30分時点で疑問が呈されており、高木氏を中心に調査が進められているようだ)

また、その対応として次のような措置を12月5日中に実施したとしている。

  • Google Analyticsの利用の中止
  • Twitter ID、FACEBOOKアカウントIDの収得の中止
  • Amazonアフィリエイトプログラムのテスト運用の中止
  • 自動的に保存されていたMACアドレス等のログの削除

問題があると指摘されていた機能について、そのすべてを中止した様子だ。
さらに、プライバシーポリシーの設置や許諾画面の追加についても、近日中に対応・検討中の段階であるという。この2つが設定されればその範囲内で個人情報を収集することも可能になる。そのときこそサービスの正常化を達成できたと評価できるだろう。

今回の措置は問題点の把握が正確で、対応もそれなりに早いということで好意的にとらえている意見が多いようだ。
問題を提起した高木氏(@hiromitsutakagi)はtwitterでのつぶやき「問題点の把握は概ね正しい。」と評価した上で「著作物の同一性保持権」「MACアドレスの記録」について意見を述べられている。これらについても、近日中にコネクトフリー社はなんらかのアクションを起こしてくるかもしれない。

筆者としては、今回の対応はひとまずとしては充分だったと感じている。今後プライバシーポリシーなどの設置でサービスを正常化していく必要があるだろうが、とにかく問題を真摯に捉え回避へ動いたことは評価出来ると思う。
サービスの正常化を達成し、公衆無線インターネットのさらなる普及というミッションを達成してほしいと願う。