docomo PSVita向けプリペイドプランの内容にユーザー不満続出!?「それはプリペイドプランとは言わねェ!」

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さて、本日発表されたNTT docomoのプリペイドデータ通信プラン。docomoは今後他の端末にもプリペイド式のプランも導入していくようで、今回のPSVitaがその第一弾となるようです。とまぁ、通信プランの選択の幅が広がるのは非常に有難いことなんですが、どうやらプリペイド式という割にはちょっと制約が強すぎて…?

まずはプランのおさらいから。今回発表されたプリペイド式のデータプランは以下2つです。
■プリペイドデータプラン 20h

価格:980円
利用可能通信時間:20時間
通信速度:下り最大128kbps、上り最大64kbps
利用可能期間:30日

■プリペイドデータプラン 100h

価格:4,980円
利用可能通信時間:100時間 + 3時間
通信速度:下り最大128kbps、上り最大64kbps
3時間分だけ下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピード使用可
利用可能期間:180日

これら2つのプランはその名の通り、先に金額を支払ってから利用するというプリペイド方式となっており、時間を使い切ったら、追加分を購入するという流れです。

ここから、このプランをPSVitaではなく今後予想されるスマートフォン・タブレットへの対応に置き換えたお話をしたいと思います。

これ、確かに速度や通信時間のわりには割高感があって、「ちょっと高いんじゃないの?」と思われる方も多いかと思いますが、
例えば家庭や職場に無線LAN環境がある場合は、そちらに接続することで3Gの接続時間を減らすことができますよね?外出先だけモバイルネットワークを利用するなら、これくらいの時間でも全然利用できるとは思いませんか?

もちろん、外出しているときにもYoutubeやSkypeを多用するって方には速度的にはまったくお勧めしませんが、外出先では主にブラウザやTwitterを利用するという方なら、このプランは月々の利用料金を安く抑えることができるかもしれませんよ?(現状データプランのみなので音声端末は別途持つ必要があるかもしれませんが…)

まぁまだ、スマホ向けの音声通信も可能なプリペイド式プランについてはそもそも販売されるかも不明なので価格比較や使い分けの分析などが詳しくできないのですが…。今後の対応端末の増加によっては選択肢の1つになるかもしれません。


で、ここからがユーザーが不満の原因のお話。

・支払いがクレジットカード ドコモ ケータイ払いしかない
せっかくのプリペイド方式でdocomoの窓口に行かなくても通信ができるのに、支払い方法がクレジットとdocomoのケータイ支払いしか無いという点。小売店などの店頭で現金支払いでSIM購入→すぐに利用という流れが出来ないのはPSVitaというあくまで子供をターゲットにした商品にしては致命的な決済方法だと言えます。(尚、初回限定版の50万台には「プリペイドデータプラン 100h」、限定数量版には「プリペイドデータプラン 20h」が同梱されるので、早めに購入した人には購入→即3G利用が可能です。ただ、それ以降の運用はまだ不明…。)

・事務手数料が2,100円かかる。しかも有効期限が切れたらまたかかる!
各プリペイドは利用期間+更新猶予期間の44日または194日の間に更新する必要があり、それ以降は再度契約しなおしで事務手数料2,100円が別途必要となります。

しかも、期限内に使い切らないと、残った時間分は期間(30日または180日)を過ぎた時点で失効となります。
つまり、3G通信を使わない月は時間分を取って次の月に回すといった使い方が出来ません。

SIM同梱版はNTT docomoに支払う事務手数料が不要ですが、プレスを見た感じ、同梱版以外を購入すると、プリペイドSIM料金+事務手数料2,100円が発生しそうです。

これはどうなんですかね?プリペイドといいつつ、結局毎月コンスタントに利用しないと損なので、「使いたいときだけ使える」 という本来のプリペイド方式から脱却していると思います。

せめて、「期限切れ後も事務手数料がかからない」、「利用可能期間や更新猶予期間を長くする」というような工夫をしてくれないと、今後スマートフォン・タブレット向けにプリペイドプランを新設しても、なかなか利用し辛いのではないでしょうか。


どうでしょうか。いいとこ、悪いとこを書いてみましたが、携帯電話の料金プランに疎いであろう「PSVitaというゲーマー向けプラン」ならばなお更、ちょっとプランの説明や配慮が少ない気がします。事務手数料は流石に僕も有効期間が短いなぁという感想です。

通信トラフィックが増大していくこれからの時代、プリペイドプランを利用した賢い使い方をユーザーにもっと知ってもらい、使ってもらうためにも、きちんとした説明や運用をキャリアに望みたいですね。

NTT docomo データ通信専用プリペイドプランを提供開始