東芝・日立・ソニーが液晶パネル事業の3社統合へ。日本逆転の道は残されているのか!?

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本日、東芝、日立製作所・ソニーの3社が液晶パネル事業を統合した新たな会社を年内にも立ち上げる予定が明かされました。急増するスマートフォン・タブレット向けの需要を見込みつつも、ゲーム機器やタブレットPCへも対応していくようです。おそらく、韓国・台湾に遅れをとっている有機ELの分野に注力していくみたいですねぇ。

有機ELのスマートフォンと言えば、日本市場でまず挙げられるのがやはりSamsung製の『Galaxy』シリーズでしょうか。docomoから発売中のGalaxy S SC-02BGalaxy S II SC-02Cには有機ElディスプレイのSUPER AMOLEDが採用されています。Galaxy S SC-02Bの時にはサブピクセルの問題から疑似WVGAだったのに対し、Galaxy S II SC-02CはSUPER AMOLED PlusディスプレイによりWVGAの解像度おw実現。さらに、次世代GoogleフォンにはSUPER AMOLED HDが搭載される模様で、有機ELの市場を引っ張っているのはSamsungだと言えます。

そんな中で今回明らかになった東芝・日立・ソニーのディスプレイ事業の統合。もともと、有機ELのノウハウを持っていたのはソニーですし、東芝はAppleから次世代iPhoneのディスプレイの為に投資を受けています。日立も1280×720ドットの4.5型IPS液晶を最近発表しました。これら3社が共同液晶ディスプレイに着手すれば、「簡単に逆転できるのでは…?」と思ってしまいそうですが、有機ELディスプレイは開発は出来ても量産を行うことが難しく、今から3社が着手しても追いつくには数年はかかる見通しだそうで…。ちょっと辛いかもしれませんねぇ。

とはいえ、Samsung一社に日本の企業が立ち向かおうと思うと、現状ではこの形でしか戦えないのも事実。日本の今後の液晶ブランドの為にも是非頑張ってもらいたいとことです。

情報元:日本経済新聞