GoogleがMotorola Mobilityを買収へ。Samsungはそっぽ向かれた?という訳ではないみたいだけど…。

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なんとAndroid OSを開発する米Googleがスマートフォン大手で日本市場にも製品を投入経験があるMotorola Mobilityを約125億ドル(約9607億円)で買収するという話が公式で発表されました。GoogleフォンNexus Primeの次はNexus Mみたいなネーミングになるのでしょうか。せっせとNexus S、Nexus Primeを開発したSamsungとの関係はどうなるのでしょうか?

■加速する特許問題

最近スマートフォン関係の特許問題が日常茶飯事で起きています。メーカー各社が各々、『その技術俺の俺の!』『いや元をたどれば俺らのやから』みたいな喧嘩をいろーんな所に吹っかけまくっているのですが、Googleは「それだといつまで経っても自由なサービスや新しい商品が解決できねぇ!」と主張しています。もちろん、Appleとしては「うちのマルチタッチ技術パチって何言ってんだこいつ」という訳で、Googleのパートナー企業であるSamsungやMotorola Mobilityを『デザインをパクった』として最近になり立て続けに訴えています。

■Googleの対策

Googleは特許には特許で対応する!と先月カナダのNortel Networksの約6000にも上る特許ポートフォリオを獲得しようと9億ドルを投じてオークションで落札しようと躍起になりました。しかし、AppleやMicrosoft、RIM等の対Goolge連合軍によって阻まれ、通信関連の特許も取れず。
一方、Motorola MobilityはAppleとの別の訴訟問題で「うちはスマホの技術に関して大きな特許ポートフォリオ持ってまっせ」と主張していました。

あれ?じゃぁMotorolaの特許を持てば訴訟問題に対抗できるんじゃね?とGoogleは考えたようです。それが今回の買収へ繋がったとされています。

しかし、Samsungの立場で考えればどうでしょうか?Googleのパートナー企業として多くのAndroid製品を開発してきて、GoogleフォンであるNexus S 、Nexus Primeと作り続けてきて、んでもって今Appleに訴えられて大変!っていうこの時に

えこひいきはしないけどとりあえず特許欲しいからMotorolaと組むわ」と発表されると「おいおい。ちょっと待ってこっちも助けてくれって!」と陰では思っているのでは?と僕なりに推測します。

[追記]
サムスン公式は歓迎しているとのコメント。Android全体の特許を守るという意味では、確かに歓迎なのかもしれませんね。