docomo、LTEのXi対応スマホを今年の冬モデルに発売する見通し。WiMAXとの攻防戦へ。

                  emunoki_img_110428_02

docomoは本日4月28日、次世代通信規格LTEを採用した高速無線通信サービス「」対応のスマートフォンを2011年冬に発売する計画を明らかにしたようです。

ついにLTEが日本にもやってくるんですね!これは胸熱!

LTE(Long Term Evolution)は次世代の無線通信規格で、現在主流の3Gと4Gの間にある技術とされています。実際は3.9Gと、「もうちょっとで4Gなんだけど、4Gに成りきれていない」というレッテルを貼られているのですが、「もう4Gってことでいいんじゃね?速度速いし。」ということで4Gと呼ばれることもあります。
そんなLTE、世界では徐々にサービスを開始していたりしますね。WiMAXもLTEも本当は4Gじゃないのに、最近やたら『なんちゃら4G』みたいな端末名やサービスが出てきたように思います。

そして日本。docomoは昨年12月からLTEのサービスをスタートさせており、現在はデータ通信端末として「L-02C」が発売されています。尚、明後日4月30日には『F-06C』が新商品として発売予定です。

これらはPCに接続・導入することによってLTEのサービスを受けられる仕組みとなっており、まだスマートフォン単体では「Xi」に対応した機種は存在していません。docomoは夏にLTE対応のモバイルWi-Fiルーターを、秋にLTE対応タブレットを日本市場に投下する見通しのようです。


■WiMAXと比べると?

auが少し前に発売したEVO ISW11HT 。こちらにも高速な通信技術であるWiMAXが採用されていますが、LTEとの違いはどこにあるのでしょうか?
■料金の違い
・LTE( Xi)
現在のXiプランだと、「Xiデータプランにねん」または「Xiデータプラン」のどちらかを選択する形。「Xiデータプランにねん」は2年縛りで下限1000円~上限は5GBまでならば6510円。5GB以上は2GB使うごとに+2625円が掛かります。「Xiデータプラン」は縛りなしの下限2470円の上限7980円。こちらも5GB以上は+2625円追加。
・WiMAX(au +WiMAX)
EVO WiMAX ISW11HTでの最低運用はプランEシンプル 780円 IS NET 315円ISフラット 5460円 +WiMAX 525円で合計7080円。ただ、こちらは音声通信の料金も含まれているので、実際はWiMAXの方が料金が安い傾向にあります。docomoがLTEスマートフォンを発売する際には新しいプランが開設されると思います。

■速度の違い
・LTE(docomo Xi)
下り最大37.5Mbps、上り最大25Mbps。一部エリアでは下り最大75Mbps。(理論値は100Mbpまでいけるらしい)
・WiMAX(au +WiMAX)
下り最大40Mbps、上り最大10Mbps。理論上の最速値が出ています。

■対応エリア
・LTE(docomo Xi)
現在は東京・名古屋・大阪の一部地域。2011年度に全国県庁所在地級都市、2012年度には全国主要都市の普及を目指す。
FOMA網から順次拡大していくようです。
Xi エリア
・WiMAX
全国主要都市には普及が完了。また、2週間の無料貸し出し「Try WiMAX」サービスで周辺地域の対応状況を確認できます。
au +WiMAXエリアマップ


WiMAXは米インテルが主導で普及を目指しているだけあって、さまざまな機器の対応が予想されます。すでにWiMAXカード内臓PC等も販売されていますし、auではテザリングもOKで携帯以外の機器にも柔軟に対応できる環境がこれかも整っていくだろうと予測します。

一方、LTEはdocomo、softbankにさらにauも参加してくるので普及率はそこそこあると思います。もう1年2年そこらかで結構な箇所で使用できるようになるんじゃないかなぁと思っています。しかし、その分携帯電話も比例して多くなってくると思いますので、回線が圧迫されないかが心配です。

LTEとWiMAX。どちらもLTE-Advanced、WiMAX 2への橋渡し的な位置でで今後も立ち回っていくと思いますが、この1~2年で将来の普及率の明暗が分かれそうな気がします。